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家づくりの基礎知識

成功する家づくりダンドリ物語

はじめに

  • 突然ですが、 家づくりの正しい手順は知っていますか?正しい手順を知らないと、予定通りに家が建たず、スケジュールがめちゃくちゃになってしまいお金も予算を遥かにオーバーしてしまう……なんてこともあり得ます。
  • なので、そんなことがないように、家づくりを成功させるための大まかなスケジューリングの全体像をお伝えしようと思います。
  • 家づくりを成功させるには、それなりの準備期間が必要です。希望する時期までに引き渡しと入居をするには、ちょうど1年前くらいから計画を始める必要があります。では、各時期に何をしておけばいいのか、全8ステップを簡単に解説していきたいと思います。
ステップ1

家族会議

まず、最初にやるべきことが家族会議です。今の住まいの不満から新しい家の希望までとことん家族で要望や問題を出し合って、マイホームのイメージを固めるようにしてください。

ステップ2

情報収集

折り込みチラシや雑誌、インターネットなどから情報を集めます。家づくりの知識を深めたり、依頼する住宅会社を決めたりするのに役立てましょう。アンテナを張っていると、意外なところからも必要な情報が入ってくるようになります。

ステップ3

住宅会社選び

たくさんある住宅会社の中から、夢を託す会社を絞り込みます。価格帯、得意とする工法、会社の姿勢や担当者の印象などから総合的に判断していきましょう。ハウスメーカーか、工務店か、設計事務所か、フランチャイズか、それぞれの特徴を理解して選ぶことが大切です。

ステップ4

資金計画

無理なローンを組んで生活が立ち行かなくならないように、資金計画はしっかりと立てましょう。将来の支出見込みを想定して、安全な借入額をはじき出します。

ステップ5

土地探し

土地探しはこの段階では、プランニングと並行しながら、そして住宅会社と協力して行うことが大切です。先走って一人で探して一人で決めたりしないようにしましょう。

ステップ6

プランニング

いよいよ家族の思いが目に見える形になってくる段階です。生活スタイルや自分たちらしさを大切にしたプランニングを心がけましょう。

ステップ7

最終見積もり、契約

見積もり内容を確かめたらいよいよ契約へ。契約書は必ず夫婦二人で読むことが大切です。住宅会社側に有利になっていないかを、確認してから判を押しましょう。

ステップ8

着工

地鎮祭が済んだら、着工です。時々は現場へ行き、職人さんたちの労をねぎらって、「この人のために頑張ろう」と思ってもらうことが、いい家を建てる秘訣です。

工事完了、竣工検査

正しく施工が行われたことを管理者、続いて役所が検査します。そして、合格すると、「完了検査済証」が交付され、最後に施主立会いの竣工検査となります。

引き渡し

おめでとうございます!この段階に入って、ついに念願のマイホームがあなたの手に渡ります。引き渡しとほぼ同時に登記をして、ローン返済もここからスタートです。火災保険などへの加入も忘れずにしましょう。

いかがでしょうか?家を建てたいと思ってから、実際に建てるまでの大まかな流れをご理解いただけましたでしょうか?各時期にやるべきことをしっかりやることで、理想の家を建てましょう!各ステップについて、さらに詳しく解説できるところは、次回以降の記事で解説させていただきます。 流れを抑えて、理想の家をたてましょう!

ステップ1

家族会議

  • 今回は、前回お伝えした、家づくりの正しい手順についての最初のステップ「家族会議を開く」について、詳しくお話ししていこうと思います。早速、各ステップを見ていきましょう。

1.ノートか大きな紙を用意

  • まず、最初に家族みんながどんなことを思っているのかを知るために、発言を書き出せるものを用意します。模造紙のような大きな紙か、新品のノートがオススメです。
  • 特にノートは、これから先、家づくりに関することを一冊に書いていくと、経過も把握できます。そして、最終的に家づくりの思い出が形として残ります。

2.今の住まいの不満をあげる

  • 書けるものを準備したら、今の住まいに関する不満を書き出しましょう。なぜ今の家ではダメなのか、どんな点が不満なのかを家族みんなで洗い出します。不満の解消が「快適への近道」になるからです。
  • この段階では、話し合いの中でお互いの思いを知ることが一番大切になってきます。そのため、出された意見を決して否定しないことが大切です。
  • 矛盾する内容だったり、突飛な意見だったりしても、一旦は参考意見として受け入れる必要があります。これまで知らなかった家族の本音を知る良い機会になります。

3.家族それぞれの希望を出す

  • 次に、新しいマイホームに望むことをみんなで話し合います。ママは「吹き抜けにしたいな」「明るい対面キッチンもいいかも」、パパなら「1人で過ごせる趣味の部屋があると嬉しい」など、思い思いに意見を出し合いましょう。
  • この時点では、まだ全員の意見はまとまっていなくて構いません。まずは、ひと通りの家族の希望と願いを知ることです。

4.テーマと優先順位を決める

  • それぞれの希望がリストアップされたら、いよいよ家づくりのテーマを考えます。まずは、「我が家はなぜ家を建てることにしたんだっけ?」「どんなイメージの家にしたい?」から始めてみましょう。
  • そして、全員の意見を取り入れてまとめても良し。話し合って一本に集約しても良し。ときにはケンカになることもあるかもしれませんが、最終的に家族全員でまとまることが肝心です。
  • そして、テーマさえ決まれば、3でリストアップした希望のうち、どれが大事で、何を優先すべきかが自ずと掴めてくるでしょう。こうすればみんなが納得する形で、新居に関する希望の優先順位を決めることができます。
  • もし、優先順位をつけるとき、迷ったり意見が合わなかったりしたら、そんな時は、「なぜ家を建てるのか?」という原点に立ち返ってください。
  • 例えば、「家族のふれあい」がテーマのファミリーと、「個々の時間を重視」するファミリーとでは、自ずと家に求めるものが違ってくるはずです。原点に戻れば、きっと進むべき方向が見えてくるでしょう。
  • 1人で悶々と考え込むよりも、みんなで話し合った方が色々な発想やアイディアが出ます。ぜひ、家族で話し合って、希望や意見を出し合ってみてください!
ステップ2

家づくりのための情報収集

  • 今回は、家づくりの正しい手順についての第2ステップ「情報収集」について、詳しくお話 しをします。家族会議が終わって、希望やイメージが出揃ったら、次は、情報収集の段階に 入っていきます。
  • 希望のマイホームを建てるには、全てを住宅会社任せにしては危険です。家の構造やローン のことや、住宅会社の選び方など、自身で勉強することも大切です。
  • ここでは、情報収集の手段を五つの方法にまとめました。様々な方法を使って、多角的に情 報を収集するように意識してみてください。

1.折込チラシ、ネット

  • 新聞の折込チラシは、住宅会社選びの重要な情報源です。なので、家づくりの準備期間だけでも、新聞を取ることをお勧めします。チラシには、実のある情報が、たくさん盛り込まれ ています。
  • 作り手の理念や方針が透けて見えるチラシ、見学会の情報が盛り込まれたチラシ。逆に、う っとりするような、完成予想図を前面に押し出しているチラシ。気になる会社があったら、 ホームページやブログをチェックしましょう。

2.住宅情報誌、書籍

  • 住宅に関する雑誌や書籍を読むことは、家づくりの知識を養うのに有効な手段です。特に、実際に家を建てた人の体験談はオススメです。資料請求のハガキを活用してみるのも手で す。

3.勉強会

  • 住宅会社や建築団体などが主催する勉強会は、間取りから工法、資金計画や住宅ローンの知識まで、内容はさまざまです。自分たちが得たい情報を提供してくれそうな勉強会に参加し てみましょう。
  • 中には、売り込み色が強い、勉強会も存在するので、公平な情報や知識が期待できる勉強会 かどうか慎重に見極めましょう。

4.住宅展示場、モデルハウス

  • 各社が最新の技術や、流行の最先端を注ぎ込むのが、住宅展示場やモデルハウスです。その ため、「家づくりの今」を知るには最適です。
  • ただし、高額な住宅会社も多いので、価格帯には気をつけてください。最終施工坪単価が70万円~80万円というところもあります。

5.構造見学会、完成見学会

  • 住宅会社が建てた家、もしくは建築中の家を、施主の了解を得て一般公開するのが見学会です。豪華なモデルハウスとは違い、実際の生活をイメージしながら家を見ることができる好機です。
  • 建築中の家の構造や工法を披露するのが、「構造見学会」です。家が完成すると見られなくなってしまう「隠れた裏側」がのぞけます。耐震への取り組みや材料選びのこだわりなど、 会社の姿勢をチェックしましょう。
  • 一方、完成した家を披露する「完成見学会」は、間取りや動線、広さなどを体感できる貴重 なチャンスです。メジャーやメモを手に訪れ、たくさんの情報を吸収しましょう。
  • いかがでしょうか。書物から、そして、現場から情報を収集することが大切です。たくさんの情報に触れている内に、家づくりの感覚が養われていい家づくりに繋がっていくでしょ う。
  • ぜひ、資料を集めたり、足を運んで体験したりして、情報を集めてみてください。
ステップ3

住宅会社を選ぶ

  • 前回の記事では、家づくりをしようと決めたら、まずは、家族会議をして情報収集を始めることをお伝えしました。今回は、住宅会社の選び方についてお伝えしていこうと思います。住宅会社は、規模や体制で分類すると、大きく分けて四つのタイプに分類されます。早速、分類を見ていきましょう。

1.ハウスメーカー(大手住宅会社)

  • 全国各地に支店や営業所を持ち、自社内で大規模な生産体制を整えています。ただし、実際の工事は下請けの工務店さんに委ねている場合がほとんどです。大手だからこその、安心感がある反面、膨大な広告費やモデルハウスの建築費などが価格に反映されている分、全体的に高価になっています。

2.工務店

  • プラン段階から、引き渡しまで、一貫して請け負ってくれるのはもちろん、土地探しや、施工後のトラブルにまで、柔軟に対応してくれる、地域密着型の頼れる存在です。
  • 価格は低めですが、会社の規模でいうと中小企業の枠に入る場合がほとんどです。信頼に足る会社か、健全な経営かなどを、しっかり見定めることが重要になってきます。

3.設計事務所

  • 個性的な家を建てたいと考えているなら、断然、設計事務所がお勧めです。ただし、凝った家づくりをする都合上、建材を効率的に使うような手法をあまりとらないため、施工コストが高くなりがちです。

4.フランチャイズ

  • 企画から宣伝まで手掛ける本部と、施工を行う加盟店(主に工務店)で構成されています。工務店単独では、難しい部材の一括仕入れなどでコストダウンを図っているため、標準仕様内で建てれば安く建てることが可能です。
  • 日本の戸建住宅の構造は、主に、費用面での理由から、大半が木造です。そのほかにも、鉄筋コンクリート造などがあります。
  • 工法は、柱と梁でつくられた、骨組みで建物を支える「軸組工法」と、壁で建物を支える、「壁式工法」とに大別されます。どんな構造、工法にもメリット、デメリット、があります。
  • 住宅会社ごとに得意とするもの、取り扱っていないものもありますので、どんな家を建てたいかなどをよく考え、総合的に判断する必要があります。
  • ここからは、家づくりパートナーの見極めポイントをお伝えしていきます。

1.資金計画から親身になってくれる会社

  • 住宅会社も建てるときの資金計画まで面倒を見てくれる会社があります。親身になって一緒に資金計画を立てて、あなたのマイホームへの要望をまとめ上げ、予算内にしっかり収めてくれる。そ んな会社とお付き合いするようにしましょう。

2.明快、丁寧な受け答えで知識が豊富な会社

  • 大抵の人にとっては、家づくりは初めてのことばかり、わからないことだらけのところを丁寧に初心者にもわかりやすく説明してくれる会社を選びたいところです。うやむやな回答や具体的な回答が ない会社は選ばないように気を付けましょう。

3.後々のメンテナンスや保証がしっかりした会社

  • 家は建てて終わりではありません。その先、何十年も住み続けるのですから、どんなに丁寧に施工しても、経年劣化だけは避けられません。定期的なメンテナンスは、家の寿命を延ばす最善策 です。
  • したがって、メンテナンスや保証の体制がしっかりしているかは、会社選びの大事な要素です。保険にちゃんと加入しているか、築何年目にどんな定期点検をしてくれるのか、その際の、費用負担 はどの程度か…などについて、住宅会社の考え方を確認してください。そして、納得のいく体制を とっている会社を選びましょう。

4.安易な値引きを申し出ない誠実な会社

  • 時折、数十万?数百万円という大幅な値引きを提示する会社があります。そんな時にラッキーと 思ってはダメです。こういう会社は要注意です。
  • なぜなら、値引きができるということは、最初からその分が価格に上乗せされているということ。不誠実だと思いませんか?あるいは値引き分をひねり出すために、材料を間引いたり、ワンランク下のものを使ったりして、コストを圧縮している可能性もあります。または、下請けの職人さんたち の工賃を不当に値切っている場合もあります。
  • いずれにせよ、あまり信用したくない会社であることは間違いありません。いかがでしょうか。いい会社とパートナーを組むためにも、あなたのことを大切に思ってくれる会社を選びたいものです。 ぜひ、ここに挙げた四つのチェックポイントを確認して住宅会社をお選びください。
ステップ4

資金計画を立てる

  • 今回は、家づくりの正しい手順についてのステップ4。「資金計画を立てる」ということについて、詳しくお話ししていこうと思います。
  • 最初に住宅ローンが「いくらなら返せるか」を見積もることです。家づくりの予算を出すのに何より大切なのは、我が家は「月々いくらなら返済していけるのか?」を知ることです。
  • そのためにも、最初に収入を正確に把握することは欠かせません。それも額面の金額ではなく、税金や保険料などが天引きされた後の「手取り額」を知ることが必須です。
  • 食費などの生活費は当然ながら手取り額から捻出しますよね。それと同じように、住宅ローンも額面ではなく手取り額をベースに考えます。

「未来家計簿」をつけて未来の支出を想定する

  • 次は、家を建てた後の暮らしを想定して「未来家計簿」をつける作業です。例えば、家を建てた3年後や、あるいはより安心確実な額をはじき出したいならお子様が成長し、生活費がピークとなる頃などを想定するといいでしょう。
  • ともかく◯年後の暮らしを想定して家計簿をつけ、「未来の想定支出額(月額)」を出します。その際、忘れてはいけないのは、新居の固定資産税や、広くなった分増える水道光熱費です。将来必要になる家のメンテナンス費用を毎月貯金することも忘れないようにしましょう。

ボーナスはあてにしない

  • 「予算は多いほうがいい」と、ボーナス併用でローンを組もうとする人がいます。でも、これは危険な考え方です。いつもらえなくなるか、分からないボーナスに頼ってはいけません。副収入なども同様です。「プラスアルファ」の収入がなくなったとたんに返済に困るケースが実に多いのです。計画的な資金計画を作っていきましょう。

「資金計画を立てる」

マイホームの値段は「坪単価×建坪」という認識でいると、家づくりに失敗してしまいます。例えば、坪単価27.5万円と広告にあっても、27.5万円×35坪=960万円で家は建ちません。実は、他にもこんな費用がかかります。

  • 1、土地代(約700万円~)
    親の所有地を融通してもらえる、実家を建て替えるなどのケースを除いて必要になります。
  • 2、オプション費用(約200万円~500万円)
    住宅会社がそれぞれに定める「標準仕様」以上に、グレードを上げたり、プラスしたりするものを「オプション」と呼びます。チラシなどに載っている坪単価には、このオプション費用は含まれていないことが多く注意が必要です。また、どこまでが標準仕様で、どこからがオプションかも各会社に委ねられていて、一律ではありません。
  • 3、諸経費(約50万円)
    住宅会社によって「諸経費」「管理経費」など名目は様々です。うやむやにせず内訳を尋ね、必要、妥当な経費なのかを確認すべきです。
  • 4、庭、外構(数十万)
    塀、玄関ポーチや駐車場などいわゆるエクステリアと呼ばれる部分の工事費用です。
  • 5、確認申請許可費用など(約80万)
    設計が建築基準法に合致しているかを、役所や民間指定機関に審査してもらいます。その他、建築中の事故や火災に備えての保険代、地鎮祭や上棟式の費用などもかかります。
  • 6、カーテン、照明(約25万円)
    どちらも住むためには必要不可欠です。必要数とグレードによって大幅に価格が変わります。エアコンなども同様です。
  • 7、仮設工事(約25万円)
    工事に必要な電気、水道、トイレ足場などの仮設費用がかかります。
  • 8、地盤調査・改良費(数十万~数百万)
    表面から見ただけではわからないのが土地です。家を建てるに足る頑丈な地盤かを調査し、悪い場合は改良する必要があります。

我が家に適した住宅ローンを探そう

  • 住宅ローンは家や土地、マンションなどを購入するときに金融機関などにする借金です。どんな不動産にも使えるかというとそうではなく、あくまでも個人に「住宅の購入資金用」として貸し出す、というように、対象と目的が限られています。金利の利率が他のローンに比べて特別低く抑えられているのはそのためです。つまり、自宅を建てたい人には大変お得なローンなのです。
  • 住宅ローンの貸しては、民間や公庫などさまざまです。民間だと銀行、信用金庫、JA(農協)、クレジット会社などが独自の利率やサービスを売りに貸し出しています。
  • 公的ローンの代表格といえばフラット 35 が有名です。住宅金融支援機構が銀行などの金融機関と提携して扱っていて、金利や融資条件は金融機関でそれぞれに設定しています。公的ローンにはほかに、財形住宅融資などもあります。
  • 貸出機関や金利の型・利率などによって、住宅ローンは三千種とも五千種とも言われるほど種類があります。しかも、それぞれにメリット・デメリットがあるため「このローンなら絶対に安心」「絶対にお得」はあり得ません。長所・短所や、金利を含めた支払い総額などをしっかり比較検討して、我が家のライフスタイルや家族構成、財政状態に合った最適なローンを探しましょう。
STEP5

土地を探す

  • 今回は、家づくりの正しい手順についての第5ステップ「土地を探す」ということについて、お話ししていこうと思います。
  • 意外と思われるかもしれませんが、家族会議を開き、住宅会社を決めて、資金計画を立てて、それから土地探しをする。というのが良い順番なのです。順番を無視して最初に探してしまうと、失敗してしまったりします。先走って土地を探した時の大失敗で多いもの5つ挙げます。

1、ガスや上下水道などライフラインが未整備だった

  • 「あって当たり前」だと思っていたガス管や水道管。でも、それが買った土地まで来ていなかった…そんな未整備は地方だとまだまだあります。最悪の場合、菅の通っている主要道路まで何十メートルもの道路を自己負担で掘り返すということもあり得ます。この場合、追加で100万円程度のお金がかかってしまいます。

2、買った土地が軟弱地盤で地盤改良が必要だった

  • いざ家を建てる段階になって、土地の地盤調査をしたら、実は建築に不向きな軟弱地盤だった。こんな場合は、地盤を補強する「地盤改良工事」が必要になります。地中にコンクリート柱を埋め込む必要もあると、100万円程の出費が考えられます。地盤調査は土地を買ってからしか行えないため、こんな失敗例は少なくありません。

3、夢見ていた間取りが土地の法規制で NG だった

  • 買った土地の地域によっては、法律で建物の大きさ、高さなどに規制が設けられていることもあります。そんな場合、家が思い通りに建たない。という残念な結果になります。

4、土地に予算を割きすぎた

  • 先に資金計画を立てないと、予算を知らないまま土地を買ってしまうことになり、小さな家しか建てられなくなってしまうことがあります。建物に回す資金を十分に確保することも忘れないでください。

5、ローン返済が追いつかず家を手放す結末になった

  • 先に土地を買ってしまい、残った予算では小さな家しか建ちそうもないとなったとき、住宅ローンの借入金を増やすのは絶対にやめた方が良いです。返済能力をオーバーした借金は、生活を破綻させます。最悪の場合、家を手放すことになります。

土地は不動産会社ではなく、住宅会社と探す

  • なぜ住宅会社と土地を探すのが良いのでしょうか。その答えは、不動産屋さんは土地のプロではあるけれど、「宅地のプロ」ではない、ということに尽きます。
  • その点、住宅会社こそは宅地のプロ。さらに地元密着型の工務店であれば、地域のことを知り尽くしているという強みもあります。
  • ライフラインの未整備地域や、そもそも地盤に不安を抱えた地域などをおおよそ把握している可能性が高いため、「ガスや上下水道などのライフラインが未整備だった」「買ってみたら軟弱地盤で地盤改良が必要だった」などの失敗はあらかじめ避けることができるかもしれません。
  • 住宅会社の候補を絞り込んで、そこと間取りなどを詰めて入れば、「あ、この施主さんが希望する間取りは〇〇町なら法規制に引っかからないな」なども住宅会社ならお手のものです。これは残念ながら不動産屋さんにはできないことです。
  • また住宅会社には、売地情報が世に出る前に入って来やすいことも利点です。中には、変形地など、実は間取りによってはとても使い勝手がいいのに、一般的に「宅地に不向き」とされているという理由だけで格安になっている土地を知っている場合もあり、お得に買える可能性もぐんと高まります。このように順番を守って、住宅会社と協力して土地を探すと、良いこと尽くめなのです。

土地の買い方・探し方【実践編】

  • 住宅会社と一緒に探すと言っても、丸投げはダメです。やはり自分で数多く当たってこそ、良い出会いは生まれます。なので、土地の探し方についての、ポイントを最後にまとめます。
  • 1、条件に優先順位をつける
    「いい土地」の条件は家族によって様々です。落ち着いた子育てしやすい環境、生活に便利な環境、日当たり、学区など。まずは家族で話し合って、自分たちが大切にしたい条件に優先順位をつけましょう。
  • 2、希望するエリアを見て回る
    おおよそターゲット地を絞ったら、次は車に乗って希望するエリアを回ります。もちろん徒歩でもオッケーです。「売地」の看板の出ている空き地があれば、日当たりや隣家との距離感、周辺環境などをチェック。そして、自分の鑑識眼や勘を鍛えましょう。
  • 3、相場感覚をつかむ
    このエリアの土地はおおよそ坪〇万円…そんな「相場」がわかってくると、土地探しはグッと前進します。相場を知っておくと、売りに出ている土地の値段の高い、安いや、その理由が見えてくるからです。
    相場というと難しく感じがちですが、方法は簡単です。土地情報誌を一冊買って、地図で場所を確かめながら、たくさんの物件の値段を見比べるだけ。これで相場感覚が鍛えられます。
    いかがでしょうか。
  • しっかりと順番を守り、住宅会社と探すことのメリットが伝わったかと思います。予算や条件と照らし合わせて、ピント来る土地があったら、即行動に移して、土地を買うときは思い切って買いましょう。
STEP6-1

間取りを考える

  • 今回は、家づくりの正しい手順ステップ6「間取りを考える」ということについて、詳しくお話ししていこうと思います。前回、土地探しについてお話ししましたが、土地探しと並行 して、間取りプランも進めていくのが良いです。
  • 間取りを考えるとき、「うちは、4人家族だから4LDK」と安易に発想していませんか?あ るいは、方眼紙にいきなり図面を書き出してしまったり。しかし、まずすべきことは、我が 家のライフスタイルを見直すことです。
  • 「ライフスタイルと間取りにどんな関係が?」と、ピンとこない人のために、一例としてお 客様を招くのが大好きな二家族のケースを考えてみましょう。

家を大きく二分する廊下が守るプライバシー

  • 一方は、玄関ホールから廊下を通って、階段につながる間取り。もう一方は、廊下がほとんどなく、玄関を入るとすぐリビングの間取りです。前者のメリットは、来客があっても、玄関すぐ左手の和室のプライバシーは守ることができる点です。
  • ここが仮に同居のご両親の部屋だったら、来客の動線から外れているため静かに過ごせ、ご両親には喜ばれるかもしれません。また、トイレやお風呂の音などがリビングの来客に届き にくいのも人気です。

コンパクトな動線が生む家全体の一体感

  • 一方、後者は、玄関廊下がほとんどないタイプなので、玄関を入るとすぐリビングで動線がコンパクトです。家全体に一体感があると同時に、廊下をなくした分、リビングを広々と取 れる点でも人気が高いです。
  • ところが、前者と同じように、もし、このリビング脇の和室がご両親の部屋だとすると…? そうです、来客の間中、ご両親は落ち着かないかもしれません。お茶を入れたりトイレを使ったりするたびに、お客様のいるリビングを通らなくてはならないため、動線が混み合うの はもちろん、気疲れも大きそうです。

家族の数だけある、暮らしやすい「いい間取り」

  • これは一例に過ぎませんが、こんな風にライフスタイルや日々の暮らし方は間取りに影響してしまいます。リビングはイス座りか、和風の床使いのスタイルか。休日は外出派か、家 でのんびり過ごす派か。来客は多いのか、少ないか…などなど。
  • ぜひご夫婦で家族のあり方や今後の暮らし方を話し合いましょう。それが我が家に合った 「いい間取り」をつくる秘訣です。

間取りづくりの三つのポイント

  • 1.子供部屋は柔軟に考え
    子供部屋は長い目で考えることが大切です。幼稚園などお子様が小さいうちは個室は不要かもしれませんが、いずれは用意してあげたいと大抵の場合は考えることでしょう。でももっと大きくなったときには、夫婦二人暮らしに逆戻り、という可能性もあります。状況は変 わっていくことを忘れずに。

    最近では、子供部屋は可動の間仕切りなどで仕切るだけにし、替えの利く柔軟な作りにする ケースが増えています。
  • 2.収納は「適材適所」が鉄則
    「必要な場所に、必要な分だけつくる」が収納の基本。何でもしまえる大型の納戸やクロー ゼットを一つ…という考え方もありますが、この「集中収納」はいささか収納効率が悪い傾 向にあります。雑多なものをすべて詰め込んでしまいがちだからです。
  • それよりは、台所には台所用品や買い置き食品を、洗面室には洗濯用品やリネン類を…というように、空間ごとに必要なものをしまえる「適所収納」の方が断然便利です。よく考えて、 収納を計画的に間取りの中に設置しましょう。
  • 3.状況別に動線シミュレーション
    欲しい部屋や空間のアイデアがまとまったら、間取り図を動線の観点からチェックしましょう。間取り図を何枚かコピーし、朝夕の支度時、来客時など、いくつかのパターンで動線を書き込んで、ぜひ念入りなシミュレーションをしましょう。
STEP6-2

仕様を決める

  • 今回は、家づくりの正しい手順についてのステップ6「仕様を決める」ということについて、 お話ししていこうと思います。今回は素材や設備、色などを決める仕様決めについてです
  • 家のパーツごとの材料を、素材や色から決めたり、設備をチョイスしたりするステップです。 次のポイントを参考に選んでみてください。

家の表情、個性を決める仕上げ作業

  • 1:外壁
    外壁は、遠くからでは、色が家全体の印象を左右し、近くからは素材や凹凸が生み出す質感が個性や雰囲気を左右します。色と質感の両方を考えて選ぶといいでしょう。外壁の主な素 材は、「サイディング」「タイル」「塗り壁」などがあります。

    「サイディング」は、パネル状の外装材のことです。色柄、デザインが豊富で、比較的安価。軽量で工事も容易なことから近年の主流です。「タイル」は、焼き物特有の気品や、重厚感があります。「塗り壁」は、モルタルを下地にして、仕上げ材を塗装する方法です。コテや ローラーなどの仕上げ方次第で、色々な表情が生み出せます。

    「タイル」「塗り壁」は、「サイディング」に比べ、高価で、工期もかかりますが、風合いは「サイディング」に勝ります。単価ではそれほど変わらないと思っても、面積が大きいだけに、全体では大きな金額の差になります。予算や好みを照らし合わせ、素材を絞り、色や質 感を選びましょう。
  • 2:屋根
    屋根には、大きく分けて、「重量瓦」と「軽量瓦」があります。「重量瓦」は、昔ながらの粘土でできた焼き物。耐久性があり本物ならではの質感がありますが、重たいので、耐震面で 住宅の構造、間取りなどに影響します。

    「軽量瓦」は軽くて丈夫なうえ比較的安価。色やデザインのバリエーションも豊富です。屋根は、よほど雰囲気にこだわる場合以外は、見かけよりも材質の違いによる耐久性、耐候性で選びましょう。「軽量瓦」は、10年~15年で表面のコーティングが劣化してしまうこ とが多いのでメンテナンスも含めて考える必要があります。
  • 3:玄関・サッシ
    玄関は色やムードにこだわる人が多いですが、外観にはあまり影響がありません。また、材質によって極端に値段が変わったりしないのも特徴です。なので、比較的気楽に仕様決めで きる箇所です。

    玄関ドアの開きは、
    ・片開き
    ・親子開き
    ・引き戸
    ・片引き戸 の4種に大別されます。

    外観全体のムードを考え合わせて開きを決め、次に色や雰囲気を決めていきます。防犯性や 断熱性能などをどの程度重視するかも考えて選びましょう。

    外壁、屋根に自分たちの好みをしっかり反映できていれば、玄関はコーディネーターに合う ものを選んでもらう方がスムーズかもしれません。
  • 4:床材
    床材は面積が大きく、室内全体のムードを左右し、予算にも影響します。畳は別として、フ ローリングでは、大きく2種類に分かれます。

    単一の無垢材でできた「無垢(単層)フローリング」は、風合いや肌触りが良く調湿作用も あります。ただし、シミや傷がつきやすく、反りやひび割れが生じることがあります。

    もう1つは、合板+α の「複合(複層)フローリング」。 合板や MDF(中質繊維板)などの基板の表面に天然木を薄くそいだ突き板、または樹脂化粧シートなどを張り合わせたものです。樹脂加工したものは、傷に強く耐水性や抗菌性にも優れ、無垢フローリングに比べ安 価です。
  • 5:水回り
    設備類はショールームを訪ね、実物を見て決めます。ところが、ショールームにはうっとりするような豪華なものが並んでいます。まずは住宅会社の定める標準仕様を確認して、その 上でオプションを導入するか冷静に判断することが必要です。

    キッチンの選択のポイントは、お手入れのしやすさや、使い勝手の良さ。見栄えが良くても、熱などによる変色、変形がしやすいものだったり、汚れに弱いものもあります。材質による メリット、デメリットはしっかり確認を。

    洗面化粧台の標準仕様は意外とコンパクト。必要なら造り付けの収納を設置してもらうか、展示されている洗面台と同じシリーズの設備をオプションで購入するかを検討する必要が あります。

    蛇口や水栓金具などの機能も確認しておきましょう。トイレは、便器の水の流れ方や水量な どとともに、掃除のしやすさがポイント。座り心地を実際に体感しておくのも必要です。

    浴室は、標準の浴槽であっても、2、3種類の中から選べる場合が多いので、お断りしてから、実際に浴槽内に入ってみるのがおすすめです。ちょっとした機能などは、オプションの 場合も多いので、要チェック。

    ユニットバス、キッチンなどは、色、質感など、バリエーションの中から、選べるものも多 いので、ショールームでカラーコーデをシミュレーションしてみると良いでしょう。
  • 6:クロス・カーテン・建具
    壁のクロスは色や質感だけでなく、耐久性や清掃性などの、性能面からも判断を。機能や値段を重視するならビニールクロス、自然の素材感を大事にするなら、紙クロスか布クロス。 塗り壁というチョイスもありますが、高価です。

    カーテンは、極端なもの同士でなければ、床などとの相性をあまり気にしなくても大丈夫です。ただし閉めた時の面積が大きいので、部屋に2つ窓があるときは、同じもので揃えた方 が無難です。

    室内ドアや襖、障子などの建具は、横にスライドする引き戸タイプのものか、扉タイプかを選びます。床と建具は色味を揃えるという考え方もありますが、室内が好みの雰囲気に仕上がるように、自由に選んでも大丈夫です。住宅会社のコーディネーターとも相談しながら選 びましょう。
  • 7:照明、電気関係
    照明のスイッチやコンセントは、実際の生活をできるだけイメージして位置や数を決めます。その部屋を何人くらいで利用するのか?電化製品は何を使うのか?大型の電化製品を どこに置くのか?など、シミュレーションしながら、住宅会社の人と相談しましょう。

    スイッチの位置は建具の開きなどにも注意して設計されているはずですが、利き手との関 係や使い勝手などは人それぞれ違うので確認と調整が必要です。

仕様決めの4つの鉄則

  • ・後のメンテナンスまで考えて選ぶ
  • ・標準仕様を吟味してからオプションの要・不要を判断
  • ・必ず「大きなサンプル」を取り寄せて検討
    (外壁材、床材、クロスなどは、カタログの写真や住宅会社に置いてある小さなサンプルだと実物の感じがわかりません。候補を絞ったら、ぜひメーカーから大きなサンプルの取り寄 せを。外壁は実際に日の光の下で比較検討すると失敗が少なくなります。)
  • ・見学会を最大限に活用する
    (完成見学会は仕様決めの際も利用価値大です。なぜなら「実物に勝るサンプルなし」だからです。特に外壁材や屋根、床材など面積が広く、実装感のつかみにくいものには有効です。 「見学会のお宅で見た○○が気に入って採用」は良くある話です。
  • ぜひ、仕様決めの鉄則を大事にして、家の内部の仕様を素晴らしいものにしていただければ 幸いです。
STEP7

契約書を交わす

  • 本日は、家づくりの正しい手順についての第 7 ステップ「契約書を交わす」ということにつ いて、お話ししていこうと思います。
  • 間取りや工法も決まって、間もなく着工!そうです、契約書を交わす段階です。ですが、「契約書って難しい」「読むのが面倒くさい」という人も多いはずです。なので、書類の読み取 り方や確認すべき点を学んで、安心して契約に臨みましょう。

契約書の基本事項

  • 契約書の基本事項は、施主/施工会社/どこで/いつ/どんな工事を行うのか/費用はい くらで、何回に分けて支払うのか…などが明記されます。まずはここに間違いがないか確認 しましょう。
  • 約款は、約束ごとのことです。途中で工事を中止できるか?工事中に災害が起きた場合はどうするか?設計図通りに施工されていない場合はどうするか……など、想定される問題に 対する責任の所在や対処が書かれています。

なぜ契約書は大事なの?

  • どんな家を建て、その費用にはいくらかかるのか?建築途中で火災などが起きたら、誰が責任を負うのか?そうしたことを書面で確認できるようにし、施主と施工会社の双方で納得・ 合意した末に交わすものが契約書です。
  • 大抵は「工事請負契約書」「約款」のほか、設計図や仕様書、工事費見積書、工程表などが冊子にまとめられています。これらにじっくり目を通して理解することは、施主の責任です。
  • 契約を交わした以上は、「双方合意済み」が前提になるため、後から「実はよくわからなかった」は通用しません。「意味がわからない」「ここがおかしい気がする」などは遠慮せず住 宅会社に確認しましょう。必ず夫婦二人ともが目を通すことも大切です。

契約書はココを必ず押さえる!

  • 1.請負代金の金額
    本体価格だけになっていないか、オプションまで含まれた総額が書かれているかを必ず確認。たまにオプション代金を盛り込まず安く見せかけ、後から追加請求する会社があるので 要注意です。
  • 2.仕様書(あるいは明細書)
    どんな部材や設備を使い、どういう仕上げにするかが書かれています。決定内容と食い違いがないか、1つ1つ確かめてください。これを怠ると後にトラブルに発展する可能性が大です。
  • 3.支払いの回数とタイミング
    一般的に支払いは3?4回に分けて実行されます。支払いタイミングは契約、上棟、完了、引き渡し時がほとんど。いつ・いくら払うのかを確認し、ローンの融資実行を調整しましょう。
  • 4.保証、保険の連絡
    瑕疵担保責任保険=完成後10年以内に構造そのものの不具合や地盤沈下、雨漏りなどがあった場合に、住宅会社は無償で補修を行う義務があります。これを「住宅瑕疵担保責任」といい、会社はその責を果たすための保険に加入しなければなりません。この保険の加入と 内容が契約書に明記されているかを、必ず確かめしょう。
    住宅完成保証=住宅会社の倒産などで工事が中止、家が未完成になることを防ぐ保証です。この制度に加入している会社を選ぶと、保証申し込み、および保証証書が付いてくるはずな ので、確認しましょう。
  • いかがでしょうか。
    契約書の基本と、どこを抑えれば良いかがわかったと思います。契約書は専門用語も多く難しいことも多いので、不明な点を聞くことは恥ずかしいことではありません。契約書はじっ くり目を通して、慎重な姿勢でいきましょう。
STEP8

着工~検査、引き渡しへ

  • 本日は、家づくりの正しい手順についてのステップ8「着工、検査、引き渡し」について、お話ししていこうと思います。工事完了後は施主として検査に立ち会ったら、引き渡しはも う目の前。待望のマイホーム完成まで、あと一歩です!

なるべく現場へ顔を出す

  • 工事が始まったら、施主として現場へはできるだけ顔を見せましょう。休日に無理のない範囲で訪れるだけで、現場の空気が引き締まります。また、我が家を建ててくれる職人さんたちの頑張りを労ることは、いつの時代も大切なことです。お礼や「完成が楽しみです」など を口にして良好な関係を築くことで、職人さんたちに気持ち良く働いてもらえます。
  • 職人さんたちにしても、建主はこんな人と知っていればこそ、「この人のためにいい家を建てよう」と頑張るのが人情です。現場を訪れることは、設計段階では気づかなかった点や不安な点を軌道修正したり、小さなリクエストに応えてもらうチャンスでもあります。気にな ることがあれば現場監督に伝えましょう。

竣工検査はしっかりと!

  • 竣工後は、工事管理者の確認、役所による完了検査を経て、最後に施主立会いのもとで竣工 検査が行われます。約束通りに工事が行われたかをここでチェックします。
  • 竣工検査で見るべきポイントは例えば以下のような点です。
  • ・設計図通りの間取りになっているか
    ・仕様書通りの色、柄、素材が使われているか
    ・床の軋みや床鳴りはないか
    ・キズや汚れ、反りなどはないか
  • 図面や仕様書と付き合わせながら、1つ1つ見ていきます。そして、もし不具合が見つかっ た時は必ず直してもらってから引渡しを受けるようにしてください。
  • 引っ越しの都合で引き渡しが先になる場合は、必ず補修工事の内容と、いつまでに直すのか の期限を書面で確約してもらうことが大事です。

待ちに待った引き渡し

  • 竣工検査が終わると、いよいよ引き渡しです。以下の①~③を確実に行うようにしましょう。
  • ①引き渡し時には家のカギ、10年保証の保証書、キッチンなど設備関係の説明書といった 書類一式が渡されます。家や設備を正しく長く使っていけるよう、よく読みましょう。
  • ②引き渡しと同時に、建物に対する責任の所在が住宅会社から施主に移ります。火災保険や損害保険をかけるのをお忘れなく。工事中は住宅会社が月単位で保険をかけているので、必ず相談し、保険が途切れないよう手続きをすることが肝心。
  • ③登記の手続きをして、やっと正式に家があなたのものになります。「表示登記」「抵当権(= 名義)設定」を速やかに済ませましょう。