ほとんどのお客様が家づくりは初めてなんですね。そして、家は住んでみて実際に使ってみないと、使いやすいのかがわからないことが多いんですね。私自身の仕事の役割の一つとして、建ててから10年間は定期訪問と言う形でお客様のお家を1年に1回訪問して、1年に約150件のお宅を訪問しています。屋根裏や床下に入り、実際のお家の状況やお客様自身の使いがってを聞いて、良い所は他のお客様にも伝え、改善したいところはアドバイスしていくようなお仕事をしています。
小さい頃は親からよく怒られていたんですが、あれこれやるのが好きなんです。色んな方面に興味があります。お掃除の資格も持っていますし、コミュニケーションの資格を持っています。他人が気づかないところや手が出せないところもどんどんやっていくところが得意かなと思います。
長所にも関連していますが、飽きっぽいんです。やったはいいけど、すぐ飽きてしまって他のことに手をつけてしまうところが弱点ですね。
通常の住宅会社だとお家の仕様など、お家自体を売る会社がほとんどだと思います。私たちは家作り勉強会とか土地選び勉強会とか暮らスクールといった多方面の勉強会を行っていますので、お家を買うのではなく生活を提供しているということが選ばれているのかなと思います。
家づくりは答えがあるものではないと実感しています。十人十色で10名いれば10名の生活があります。アパートでもいいと思うんです。ただ、家づくりをするには住んでみないとわからないということを前提に、生活の部分も含めて今の生活がよりよくなるように、住宅会社とお話をしながら、自分たちにあった家づくりをするのが一番だと思っています。